本気で世界を目指す選手と指導者に贈る99のヒント

コーチとして2,000名以上を指導してきた経験とサッカー留学事業に携わってきた視点からアドバイス!

スポンサーリンク


「ゲーゲンプレッシング」は自然と身に付く

『ゲーゲンプレッシング』という言葉はご存知でしょうか?サッカー好きの方なら聞いたことあるでしょう。クロップ監督がドルトムントを率いていたときの代名詞とも言える戦術です。ドイツ語の「gegen」はカウンターの意味。つまりカウンタープレッシングとい…

『過去と他人は変えられない』という言葉はフットサルには存在しない

『過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる』という心理学者の言葉があります。冒頭からビジネス講座のような話ですが、見ていただいているのはフットサルのブログで間違いないです笑この言葉、私は正しいとは思っておりません。「過去」も「他人…

タッチライン際は『カニ』で制す!

今月は『カニドリブル月間』フットサルとサッカーでは1対1を仕掛ける時のボールの持ち方が違ってきます。特にタッチライン際での1対1でゴールに対して横を向いたままでドリブルを仕掛ける動きがフットサルの試合ではよく見られます。DFとの距離が近く相…

6月25日 BASIC JUNE CUP 結果

LIBREさん主催の5人制サッカー大会に出場してきました。前日まで心配されていた天候も回復して曇り空で大会が始まりました。 この年代の大会で大事なのは今の結果を求めることではなく、この先の成長を見据えることが大切です。この日もいま何ができるのか…

フットサルとサッカーでのドリブルの違い

フットサルとサッカーではドリブルの仕掛け方が違います。サッカーの場合はピッチが広いため、DFとの距離が遠いところからボールを運べます。そのためスピードに乗った状態で相手に仕掛けることができます。さらにDFの背後にもスペースがあることが多い…

6月4日 ディノジュニアフットサルフェスタU8結果

福岡市東区で開催されたU8大会に参加しました。 相手のレベルが高いのは事前にわかっていましたが、全敗無得点に終わりました。 ① vs アッローロ 0-6 ② vs FCCF 0-8 ③ vs エリア伊都 0-7 ④ vs ブリステル 0-4 試合前のミーティングで1つだけテーマを与えま…

加藤恒平選手のサプライズ招集!

加藤恒平選手の日本代表招集には驚きました!ただ、自分の場合は他の方の「誰?」という驚きではなく、関わっていた選手が日本代表に選出されたという驚きでした。加藤選手は私が東京で働いていたときの留学・エージェント会社『ユーロプラスインターナショ…

5月21日 筑後・久留米 練習試合結果

本日は筑後会場・久留米会場のU-10練習試合でした。対戦相手は筑後地域で活動するスクール(チーム名はまだ未定) 相手は3、4年生が中心でしたが、こちらは4年生が誰も来れなかったので、急遽筑後会場の2年生にも参加していただきました。 ①3ー0 得点者:は…

1対1をスピードで抜く選手は要注意

試合の中で1対1の局面は数多く訪れます。この1対1で相手に勝つことができればゴールを奪う確率も高くなります。しかし、育成年代ではどのように相手を抜いているかを見ることも必要です。 小学生のうちは足の速い選手はDFの裏にボールを蹴り出して走れ…

パズルはどこから作りますか?

『指導』と『パズル』は似ています。私は指導者の講習会やサッカー系企業の研修などでもこの話をよくさせていただいています。みなさんもパズルはやったことありますよね? 例えば、バラバラに置かれたパズルを目の前にして「完成させてください。」と言われ…

4月23日 U-8練習試合総括

本日は筑後市にてU-8の練習試合でした。 近郊で活動されているFC.CRESCA様、大和ウィンガーズ様にご参加いただきました。 試合内容としては十分満足できるものでした。もちろん、個々で課題はまだまだありますが、練習の成果が少しずつ試合で発揮できるよ…

ハードワークの意味

ハードワークとは... ・相手に走り負けない・球際で負けない・ボールを奪われたら取り返しにいくこういったことを指します。体力だけでなく、戦う気持ちが大切です。技術、戦術、判断力だけでは試合に勝てません。ハードワークができない選手は足元の技術が…

チャレンジすればミスは起こる

新学期が始まりジュニアクラスの練習内容は今までより難易度を少しずつ上げていっています。新しい練習をすると手探りでプレーしてしまう選手もいますが、ミスを恐れずに思い切ってプレーして欲しいと考えています。 練習中にも「自信なさげに探りながら正解…

頭で考える

指導していてゲームのときに考えて動いている選手とそうではない選手は一目で分かります。フットボールに決まった答えはありませんが、予測して選択肢をいくつ用意しているかが大事です。習い始めた頃はパスと決めたら自分でボールを運んだ方が良い場面でも…

『エントレリネアス』とは?

『エントレリネアス』とはスペイン語で「ライン間」という意味です。DFのライン間に入っていく動きをこう呼びます。ディフェンスのバランスを崩すためには必要な動きです。パスが受けられなくても相手チームは「誰がマークに付く?」「パスが出るかも?」…

アネーロキッズカップ大会総評

年長さんの卒園記念大会として『アネーロキッズカップ』に出場しました。‬‪当クラブにとって初めての大会参加でしたが、5勝1分で見事優勝となりました! 【試合結果】 ① vs アネーロ緑1-0得点者:せな ② vs アネーロ紫4-0得点者:じん4 ③ vs クレッ…

サッカーを学ぶには4対4が最適

幼少期にはとにかくたくさんボールに触れることが大切です。もちろん、それはトレーニングでも一緒。ただ、2対2、3対3ではサッカーの全てを学ぶことはできません。指導者の講習会で試験的に11対11から選手の数を減らしていきボールタッチ数を計測す…

トレーニングメニューの難易度調整

指導者の方はどんな練習をしようかと毎日頭を抱えていることだと思います。いまは本だけでなく、ネットなどでもトレーニングメニューは見つけることはできますが、大事なのは現場で問題が起きたときに臨機応変に対応できるかということです。私がお勧めする…

DFの裏でもらう

DFの横でパスを受ければ数的有利な状況が作れてゴールを奪う確率は上がります。ただし、パスを出すといっても図AのようにDFの視野の範囲で横パスを受けたのでは効果的とはいえません。 図A DFの視野の範囲でボールを受けている 子どもたちはパスを理…

「出し手」と「受け手」

クラブワールドカップは見ましたか?鹿島もあと一歩でしたが、さすがレアルという強さでした。スペインのサッカーというと『パス』というイメージがありますが、パスには「出し手」と「受け手」が存在します。 スペインでは「受け手がいる」という表現は正し…

角から見るか?辺から見るか?

ウォーミングアップでよく行うロンド(鳥かご)というメニューがあります。DFを中央に入れて、外側の選手がパスを回すというもの。四角のグリッドを作ると子どもはもちろん、大人でも角に立つ人がいます。そんな選手がいたら指導しなくてはなりません。で…

タッチ数を制限するトレーニングのデメリット

学年が上がるとタッチ数の制限を付けたトレーニングを取り入れる指導者は多くいます。どんなトレーニングもワンタッチやツータッチにすれば、運動量やボールコントロールの技術が求められ、難易度を上げることができます。ただ、実際の試合でタッチ数を制限…

ドリブル 〜DFの動きを見ながら運ぼう〜

止まっているときは周りが見えていても、ドリブルすると視野は狭くなります。フットサルを始めたばかりの子は特にそうなります。幼児の子がドリブルしながらゴールとは逆方向に攻めたり、コートの外に向かうことはよくありますよね?あれはルールを理解して…

『パス』を理解していく段階とは?

フットサル(サッカー)を始めて数ヶ月が経つと今までは自分ひとりでプレーしていた子も味方を使うということを理解し始めます。しかし、選手全員が同じ時期にパスが出来るようになるかというとそうではありません。実際に当クラブでもパスを出そうとする子…

遊び+ボール=トレーニング

当クラブはまだ新設ということもあり、3歳から低学年の子が中心となっています。トレーニングメニューを考える際にもあまり本格的な練習になり過ぎると子どもたちが楽しめない場合があります。指導者の方でも幼児を教えるのが難しいという方が多く、私自身…

弱点を突くのはダメなこと?

スポーツには勝敗が存在します。勝つためには相手の弱点を突くのは当たり前のこと。しかし、育成年代(特に小学生)において批判されることが多いのがロングボール一辺倒の戦術についてです。ゴール前にフィジカルの強い選手を置いて、そこに放り込んでいく…

見て学ぶフットサル

FIFAフットサルワールドカップが開幕しました! フットサルにもワールドカップがあることをご存知ではない方も多いかと思いますし、実際、フットサルの試合を観戦したことがない方が多いのが現実です。そもそも、フットサルは体育館などで行う室内競技なので…

出来たところに目を向けましょう!

今日はしつけの話です。当クラブではスポーツの技術以上に集団生活のルール、マナーなどしつけ面も指導しています。でも、叱ることより、出来る限りたくさん褒めてあげることを心掛けています。子どもたちの出来ないところを探していくとキリがありません。…

プレッシャーのかけ方

ボールを奪うといってもただ突っ込むだけではいけません。初心者の子にありがちなのがただ真っ直ぐ相手との距離を詰めるということ(上の図)これだとボールを持っている相手は左右どちらにもボールを運ぶこと、パスを出すことができます。 そこで、少し相手…

スポーツマンシップとは???

「宣誓!我々はスポーツマンシップにのっとり...」こんな選手宣誓を聞いたことはあるかと思います。では、『スポーツマンシップ』とは何なのでしょうか???試合(ゲーム)を行うのに必要なものが3つあります。・ルール・相手・審判 これらのどれを欠けて…