本気で世界を目指す選手と指導者に贈る99のヒント

コーチとして2,000名以上を指導してきた経験とサッカー留学事業に携わってきた視点からアドバイス!

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ボクとボールの1人称

「だんごサッカー」という言葉をご存知でしょうか?フットボールを始めて間もない子どもたちはボールに密集してしまいボールを中心とした団子のような形になることから言われています。これは皆が通る道なので仕方がない現象なのですが、だんごサッカーを続…

セレクションの評価基準の差とは?

『技術』と『フィジカル』この2つは育てることができます。もちろん、同じトレーニングをしても全員が同じように成長する訳ではありませんが...。 育てづらい能力は『戦術理解度』です。これは技術やフィジカルと違って、眼で見てすぐに分かりづらいからで…

良いコントロールを引き出すには?

いきなりですが、質問です!? どちらの練習が選手から『良いコントロール』を引き出せますか?「A」はボールキープのトレーニング、「B」はゴールを狙うトレーニングです。 答えは... そう、「B」ですね!まず、良いコントロールとは目指す方向に進みやすく…

トレーニングにおけるフリーマンの意味

「フリーマン」とは、例えば4対4の練習のときに1名(状況によっては2名)フリーマンを攻撃側に追加することによって、ボールを回しやすくするなどの効果が現れます。しかし、指導者によってはどんな練習でも常にフリーマンを置く方がいますが、果たして…

1対1の足の位置

1対1を仕掛けるときにどこを見ていますか?反対にDFのときに気をつけているところはどこでしょうか? DF時に注意しないといけないのは『足の位置』です。基本的にどちらかの足を前に出す形を取ります。ピッチのどこで1対1が行なわれているかによって…

フットサルのポジション

今更ながらフットサルのポジションの話です。始めたばかりのスクール生は当然のことですが、レディーススクールを指導していますが、フットサルを毎週されている大人の方でもポジション名は知らない方が多かったので書いておきます。 上記はダイヤモンド型と…

選手に考える機会を与えよう!

当クラブでは、子どもたちに『考える機会』を与えるように心がけています。シュート練習ひとつにしても何回か繰り返し行いますので、その際に例えば「いまのシュートは何点かな?」と聞いてみると「80点くらい?」と答えます。「20点なにが足りなかった…

2vs2(+ゴレイロ)カウンター

すごくシンプルな練習なので説明は不要かと思いますが、単純だからこそ基本技術が求められます。ゴレイロのスローは低いボールを投げさせる方が良いです。足元の技術が低い選手なら蹴らせても良いと思います。判断スピードとゲーム性を高めるなら、ゴレイロ…

正解のトレーニングとは?

タイトルを見てブログに来ていただいた方には申し訳ありませんが、トレーニングに正解はないです。もちろん、間違ったトレーニングはあるかも知れません。でも、それは✖︎ではなくて△です。少し修正を加えるだけで◯に変わるものだと思います。このブログでも…

動きながらのコントロール

すごく単純な練習だが、基本中の基本。パサーから出されたボールをゴール方向にコントロールしてシュート。最初はジョグ程度で良いが、慣れてきたら全速力の中で取り組ませる。パサーは子どもたちに交代で行うのが理想だが、パスが悪いと練習の意図が違って…

キックインでゴレイロにパスするのは反則???

フットサルをしたことがない方でもボールがタッチラインを割った場合は、スローインではなく、キックインで再開することはご存知かと思います。しかし、大人の大会でもこのキックインをゴレイロ(GK)に下げることがバックパスとなり反則になると勘違いされ…

フットサルの将来

フットサルワールドカップ出場を逃したことでミゲル監督が解任された。7年間日本のフットサルのために貢献してきただけに何らかの形で残ってほしかった...。 以下はミゲル監督が会見で話したことの抜粋です。「日本のフットサルは電車に例えるならば今でも…

フットサルトレーニング『ボールコントロール&パス』

パス&コントロールのスキルが求められるトレーニング。低学年ではパスがズレたり、コントロールでミスが出てしまうので、選手間の距離や門の幅を調整して難易度を変える。中央で受ける選手のスキルが高い場合は両サイドの選手はダイレクトでボールを返して…

センスの芽

「あなたの子どもは、センスがありますか?」センスというと天性のものというイメージが強いですが、私は育てられるものだと考えています。競技を始めたばかりの選手と接するときは、指導者は個々の『センスの芽』を見つけるところから始めないといけません…

過去も未来も変えるために

フットサル日本代表がまさかの敗退。ワールドカップ出場を逃しました。ベスト4にすら入れないとは誰も考えていなかったことでしょう。私自身もかなりのショックでした。ベトナムに敗れた時点で嫌な予感はありましたが、どこか心の奥では最終的には出場でき…

脳のトレーニングは日常生活から始まっている。

ゲーム(試合)に対する考え方の話。ゲームをする上で大切なポイントが3つあります。1つ目は、選手は常に自分たちの置ける状況を把握して、その中で最善と思われる決断をする必要があります。フットサルはサッカー以上にその決断の回数が多く求められます…

成長という名の個性

子どもの成長はバラバラです。そして、努力の量もバラバラです。当クラブで冬からスタートした会場で初めてフットサル(サッカー)を習い始めた低学年の子がいます。最近では毎日学校の休み時間などで友達とサッカーをしているそうです。他クラブに長く通っ…

トレーニングアイテム

トレーニング用品はどういうものを使っていますか?マーカー、コーン、ラダー辺りが定番でしょうか?フットサルの指導に役立つのがマーカーはマーカーでも『フラットマーカー』です。最近では色んなメーカーから発売されていますが、私が持っているのは少々…

選手に提案するポジティブ指導法

私は声を荒げて叱りつけて指導することはしません。指導者が「そこでドリブルするな!」と怒鳴っている場面を見掛けることがありますが、子どもたちのチャレンジ精神を奪ってはいけません。同じ意図を伝えるにしてもポジティブな表現とネガティブな表現があ…

トレーニングメニューの準備

指導で大事なのはトレーニングの修正。先日、たまたま通りかかったグラウンドで選手らの技術レベルでは難し過ぎる課題を与えている指導者を見掛けました。「なんで、出来ないんだ!」って叫んでいましたがそれは指導者の責任です。恐らく本などを見て引っ張…

サッカー留学、トライアウトの準備

海外でプレーしたい選手は近年増えています。最近も何名かの選手と面談しましたが、その為の準備の質や差を感じました。フットサルのスペインリーグの映像をいつも見ている選手もいれば、情報収集を全くしていない選手もいます。でも、みんな海外には行きた…

フットサルトレーニング『攻守の切り替え』 

スペインではゲーム形式でも何か1つルールを加えることで『考える要素』を入れることが多い。このビブスを使ったトレーニングもその例。どのビブスを拾うかで素早くディフェンスに入ることができるか変わってくる。攻撃でも自陣後方で何も考えずに適当にパ…

フットサルトレーニング『2対2カウンター』 

サッカー、フットサル、スクールもちろん、3対2、3対3など人数は変えてもよい。また、フルコートで2グループ同時に行えるので、その場合は片方が終わったときはもう1つのグループの方に加わることができるというルールを入れることでさらに切り替えと…

『CV』と『PV』

選手は『CV』と『PV』というものを作成します。CVは選手の経歴書。個人や所属していたクラブの成績、選手の特徴などを記載。フットサル選手のフォーマットはこんな感じです。もちろん、名前や顔写真なども入ります。PVはご存知の通りプロモーション…

フットサルトレーニング『2対2 3ゴール』 

本日のセレクションで実施したトレーニング。基本的には2対2のゲームだが、中央が混雑するのでそこをどう抜けるか。自分のグループだけでなく、周りを見る能力が求められる。 サッカー、フットサル、スクール、福岡

フットサルトレーニング『ピヴォを意識した守備』 

自分のマークだけではなく、後ろで起きている状況も頭に入っているか?そのためのトレーニング。一瞬で状況を確認するのがポイント。 サッカー、フットサル、スクール、福岡

フットサルトレーニング『数的有利の攻撃』 

数的有利を教えるための基本的なトレーニング。パスをするか、パスをするフリをして縦に仕掛けるか判断させる。学年が上がれば、ワンツーというイメージが2人で共有できるだろう。DFが来なければずっとパス交換をする子も出てくるかと思うので、そのとき…

育成年代はスペインでプレーできない?

スペインでは18歳以下の外国人選手(ヨーロッパ外)は親が仕事でスペインに移り住む以外に選手登録してプレーすることはできません。税金を国に納めている必要があるのです。現在、FC東京U-15でプレーしている久保建英くんもお母さんがスペインに帯同して…

フットサルトレーニング『ポゼッション』 

レアルのコーチに教わったトレーニングで、実際にクリニックなどで何度も行なったが、選手はもちろん、指導者にもウケの良いメニューだ。グリッドに相手選手は入れないので落ち着いてプレーすることはできる。そうすることでパスラインを探すことに集中でき…

フットサルトレーニング『ボールを運ぶ』

スペインではドリブルといっても「ボールを運ぶドリブル」と「相手を抜くためのドリブル」は別と考えます。今回は自分が行きたい方向に出来るだけ早く動かせるようにトレーニングします。パスを出したDFがどちらかの門からボールを取りに行きます。OFは…