本気で世界を目指す選手と指導者に贈る99のヒント

コーチとして2,000名以上を指導してきた経験とサッカー留学事業に携わってきた視点からアドバイス!

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サッカー留学とは?

初回はそもそもサッカー留学とは何なのかという基本的なところの話。 

スペインやドイツなどの現地サッカークラブの練習に参加ができるもの。

さらには試合観戦や観光をしたりと現地の文化なども体感することができる語学留学のサッカー版といったところでしょうか?

 

最近では小学生でも1人で行くことも増えてきていますが、1番多い年代はやはり高校生〜大学生ですね。

特に高3、大学卒業間近の選手からの問い合わせが多いです。

プロになりたいけど、どこのクラブからも声が掛かっていない...自分で道を切り開くしかない!

そういう気持ちからの行動という方がほとんどです。

 

人気の国は『スペイン』『ドイツ』この2つ。でも、プロになりたいというなら、ポジション、年齢、その国のインフラなど考慮していかなければなりません。相談に来て話すうちに希望していた国と違うところに行く選手は多くいます。このあたりのトライアウトの話は後日改めて書くことにします。

 

前置きが長くなりましたが、サッカー留学は2週間〜行くことができます。

もちろん、もっと短い期間でもアレンジはできますが、欧州の育成年代の練習は週3日1回90分が平均的な練習時間ですので1週間行っても参加できる日数は限られます。

できれば1ヶ月滞在する方が現地の生活やサッカーにも慣れることができて良いのですが、小・中学生にとって難しいのが渡航時期です。

長期的に行けるのは春休み、夏休み、冬休みですよね。しかし、春休みはセマナ・サンタという聖週間があり日本の春休みと1週間ほど重なってしまいます。夏休みは8月下旬くらいから現地の練習が始まるため8月上旬から行くことができません。冬休みはクリスマス、年末年始は練習がない場合が多いです。結果、短期間で行くしかなくなります。中には学校を休ませてでも参加させる親御さんもいらっしゃいますが、そこはご家庭の判断にお任せして...。

サッカー留学の基本的なサービスというと、空港送迎、初日の練習への同行です。
もちろん、イレギュラーなことが起きた場合はすぐに駆けつけてもらえます。
 

練習中に通訳は付きません。練習も2日目からは1人で通います。ただし、小学生は原則ホームステイになりますので、そこから徒歩で行けるような家を手配したりすることは事前に相談することが可能です。
 

海外は日本より不便なことばかりです。例としては「電車が時間通りに来る」「外国人向けの看板やメニューがある」これらは日本の当たり前です。海外に行くなら、その国の文化を理解して行かないといけません。もし、日本と同じような環境でサッカーしたいなら、海外に行くことは勧めません。

もし、今後サッカー留学を検討されている方はいつでもご相談に乗らせていただきます。