本気で世界を目指す選手と指導者に贈る99のヒント

コーチとして2,000名以上を指導してきた経験とサッカー留学事業に携わってきた視点からアドバイス!

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指導者留学の選択肢

プレイヤーだけでなく、指導者が留学に行くケースも増えてきている。ただ、現地でライセンスを取得するためにはもちろんその国の言語が必要となってくる。最近は現地で半年〜1年掛けて語学も習いながら指導者ライセンスを取得できるプログラムも出てきてはいるがそんな長期間滞在できるコーチがどれくらいいるのだろうか?

もし、あなたが指導者として海外のライセンスを取得したいというのであれば、どこかのチームに所属する前に行くことをオススメする。私は幸いGWの休みと上手く重なりブラジルまで行くことができたが、ほかの日程だったらさすがに休むことは出来なかっただろう。
でも、すでに就職している方や指導されている方でもまだ諦めるのは早い。実はイングランドのレベル1なら最短1週間以内の取得も可能だ。このレベル1はFAライセンスのスタートであり、イギリスの指導方法の基礎を学ぶことができる。もちろん、現地の実技テストなどは英語で行なうことになる。ただ、事前に現地の日本人コーディネーターにより予習する機会も作ってもらえるから語学に自信がない方も安心してほしい。

もちろん、長期間で行ける時間とお金がある方は現地の言葉も話せるようになるくらい滞在することを強くオススメする。指導者にとってライセンスを取得することが目的ではなく、帰国してからそのライセンスを活かしてどうしたいかということが大事になってくる。

指導に答えはないので、何をすれば正解というものがないのが難しい。でも、正解がないのに常にそれを追い求めていくのも悪くないと思えるのが、指導者という仕事のやりがいなのである。



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