本気で世界を目指す選手と指導者に贈る99のヒント

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6月4日 ディノジュニアフットサルフェスタU8結果

福岡市東区で開催されたU8大会に参加しました。 

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相手のレベルが高いのは事前にわかっていましたが、全敗無得点に終わりました。

① vs アッローロ  0-6

② vs FCCF 0-8

③ vs エリア伊都 0-7

④ vs ブリステル 0-4

 

試合前のミーティングで1つだけテーマを与えました。それは『ボールラインより下がって守る』ということ。では、ボールラインとは何でしょうか?

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ボールがある地点に横線を引きます。この図でいう赤ラインのことです。この場面は相手チームのキックインです。このときにボールラインより自陣に戻ることが基本です。しかし、相手選手のマークを意識してか相手ゴールに近い位置にいたり、疲れて戻るのが遅れている場面が目立ちました。この守り方さえ出来れば今日のような技術の差があるチーム相手でもある程度、失点を減らすことができます。1試合目の前半は0−0で折り返せたのはまだ疲れていなかったのとミーティング後すぐの試合だったので意識できていた選手が多かったことです。


こういう戦術の動きを説明したときに選手はいくつかのパターンに分かれます。
①すぐに理解して、上手く動ける選手
②理解はしているが、上手く動けない選手
③理解が出来ていないので、上手く動けない選手

ただ、1番問題なのは、理解していないのに理解したフリをする選手です。今日もミーティングで理解できたか何度も確認しましたが、全員「わかった!」と言っていました。...が、試合が始まってみるとわかっていませんでした。練習の中でしたら、一旦プレーを止めて腕を引っ張って動かして修正させながら教えていくことはできますが試合中はそういうわけにはいきません。
これはスクールでもよく話していますが、恥ずかしいかも知れませんが、わからないときは正直にわからないと言わなければいけません。上手くなりたいから習いに来てくれているので、どんどん質問してほしいですね。

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これまでの練習試合ではある程度、技術の差が近いチームとマッチメイクをしてきたので負けることは少なかったですが、ここまでの惨敗は初めてでした。
しかし、こういう経験はスポーツをしていく上で必要です。チームの中で上手いと思っていても外を見れば、もっと上手い選手はいくらでもいます。同年代の選手が自分より遥かに上手いドリブルやシュートをしている光景がどう映ったでしょうか?
今日の試合を通じて子どもたちが何を感じて、これからどうすれば良いと思ったのか、これからの練習での変化に期待したいと思います。