本気で世界を目指す選手と指導者に贈る99のヒント

コーチとして2,000名以上を指導してきた経験とサッカー留学事業に携わってきた視点からアドバイス!

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素走りではなく楽しく走るトレーニング『Tres en raya』

部活動などでグラウンドを何周も走らせられたり、坂道ダッシュを繰り返した経験ありますよね?もちろん、トレーニングとしては効果はありますが、楽しく走れた方が良い
ですよね。そこでオススメなのはスペイン語でいう『Tres en raya』という三目並べ(マルバツゲームとも呼びます)です。

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図のように白いマーカーなどを3×3で配置。選手はチームで色の違うマーカー(ビブスでも可)などを持たせます。ダッシュしてマーカーを配置したら戻ってきて次の選手にタッチ。先にタテ、ヨコ、ナナメに3つ並べたら勝ちというゲームです。
もし、4人目以降がいる場合は手にはマーカーを持たせずにすでに置かれたマーカーを拾って位置を変えて戻ってくるというルールにします。

戦略も大事ですが、相手より速く行って帰ってくれば先に次の一手を配置することができます。チーム戦ですのでサボることはできません。しかも、判断力も補えます。

判断の要素をもっと強めるには待機している選手は後ろを向いておくというルールにすれば振り返って走る間に状況を把握する能力が身に付きます。また、体力を付けさせたければ、走る距離を伸ばせば良いのです。また、ドリブルで行うことでボールコントロールを身に付けさせるなどアレンジは色々加えられるかと思います。

この練習だと素走りが嫌いな選手でも笑顔で走ってくれます。大人でも真剣勝負になりますので、子どもたちでしたらもっと楽しめるかと思います。
トレーニングの基本は「楽しく」「安全で」「上達する」というのが1番です!

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