本気で世界を目指す選手と指導者に贈る99のヒント

コーチとして2,000名以上を指導してきた経験とサッカー留学事業に携わってきた視点からアドバイス!

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弱点を突くのはダメなこと?

スポーツには勝敗が存在します。勝つためには相手の弱点を突くのは当たり前のこと。しかし、育成年代(特に小学生)において批判されることが多いのがロングボール一辺倒の戦術についてです。ゴール前にフィジカルの強い選手を置いて、そこに放り込んでいく戦い方。フットサルでヘディングシュートのシーンはあまり見ることは少ないのですが、バーモントカップではそんなゴールをよく目にします。

先日のフットブレインでもそのことが放送されていました。

youtu.be

 

しかし、考えなければならないのは番組内で北澤さんが話していた通り、ロングボールを使うチームが良いのかどうかではなく、その攻撃の対応をどうするかということ。
良いボールを蹴らせない為にはどう守れば良いのか?ゴール前の背の高い選手に競り勝つにはどうすれば良いのか?指導者、選手が普段の練習から考えておかなければいけないと思います。

 

とは言うもののバーモントカップはフットサルの日本一を決める大会。決勝戦はフットサル専門クラブ同士のフットサルの試合が観れるようにならないといけませんね。
『フットサルでサッカーに勝つ!』そういうクラブを作っていきたいです。

 

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見て学ぶフットサル

FIFAフットサルワールドカップが開幕しました!

フットサルにもワールドカップがあることをご存知ではない方も多いかと思いますし、実際、フットサルの試合を観戦したことがない方が多いのが現実です。

そもそも、フットサルは体育館などで行う室内競技なのですが、日本では人工芝のコートが多いことから屋外競技と思われている方も多いことかと思います。そして、ピッチがサッカーより狭いため、体力的にサッカーより楽なスポーツだと勘違いされている方が多いです。また、大量得点の展開をイメージしがちですが、実際はサッカーに近いスコアで終わります。先日、開幕したフットサルワールドカップの開幕戦のコロンビア対ポルトガルも1ー1の引き分けでした。しかも、残り1秒で同点に追いつくという展開。この試合のハイライトがFIFAの公式動画にて視聴できます。

www.youtube.com



これを機にフットサルの魅力を多くの方に知ってもらいたいです。そのためにも日本代表が出場していることが必要だったのですが...(日本代表はアジア予選にてまさかの敗退)


これまで私が指導してきた子どもたちを見ると試合観戦をしている子とそうでない子では技術の伸びが大きく違いました。プレーをイメージできるかそうでないかはトレーニングでは大きいです。ぜひ、この機会にフットサルを見ることでも学んでいただきたいです!

フットサルワールドカップは10月上旬まで続きます。放送スケジュールはNHK BS1の公式サイトにてご確認ください。

www.nhk.or.jp

 

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出来たところに目を向けましょう!

今日はしつけの話です。当クラブではスポーツの技術以上に集団生活のルール、マナーなどしつけ面も指導しています。でも、叱ることより、出来る限りたくさん褒めてあげることを心掛けています。

子どもたちの出来ないところを探していくとキリがありません。まだまだ失敗して色んなことを学んでいく段階だから出来ないのは仕方ないのです。
当クラブではまだ高学年の子は在籍していません。1番下は2013年生まれの3歳です。3歳からフットサルを始めるって凄いことですよね。でも、シュートの順番を並ぶのも最初はできません。座って話を聞くこともできません。そもそも集合と言われて集まりません笑

でも、そんなところからスタートした会場も数ヶ月経つとキーパーを順番に交代して試合が出来るようになりました。大事なのは『出来たところに目を向けてあげる』ということ。
練習後にお父さん、お母さんから何か1つで良いので褒めてあげてほしいと思います。それが自信に繋がり、フットサルという競技をもって好きになるキッカケになりす! 
そして、スポーツを通じて、たくさんのものを吸収して成長してもらえると私も嬉しいです。

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プレッシャーのかけ方

ボールを奪うといってもただ突っ込むだけではいけません。初心者の子にありがちなのがただ真っ直ぐ相手との距離を詰めるということ(上の図)
これだとボールを持っている相手は左右どちらにもボールを運ぶこと、パスを出すことができます。

 

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そこで、少し相手の右側からプレッシャーをかけてみます。

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これは相手が右利きの場合です。ボール保持者は右側のドリブルとパスを切られてしまっています。左側にパスを出されたとしても、マークしている味方選手はパスを読むことができているためディフェンスはしやすくなります。また、利き足ではない左足でプレーする場面が増えるため、パスの精度も悪くなります。

このようにただ距離を詰めるだけでなく、相手のコースを切ることで自分が直接ボールを奪わなくても、味方に奪わせることでチームとしてのディフェンスは成功です。学年が上がってくるとこのようなディフェンスも意識できるようになってきます。

 

 

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スポーツマンシップとは???

「宣誓!我々はスポーツマンシップにのっとり...」こんな選手宣誓を聞いたことはあるかと思います。では、『スポーツマンシップ』とは何なのでしょうか???

試合(ゲーム)を行うのに必要なものが3つあります。
・ルール
・相手
・審判


これらのどれを欠けても試合は成り立ちません。だからこそ、スポーツをする選手はこれらを尊重しなければならないのです。
ルールを無視した行為や相手を馬鹿にした行為、審判の判定を侮辱する発言、こういったことをしないということがスポーツマンシップに繋がります。

そして、試合に負けたときにどういった行動を取れるのかが重要です。試合に全力で勝ちにいくというのがスポーツの目的の1つです。だからこそ、負けが決まったときに素直に認めることができる「Good loser=良き敗者」にならなくてはいけません。
勝ったときに喜ぶのは当たり前です。勝ったときに相手を励ましたり、讃えたりするのも難しいことではありません。しかし、負けたときに素直に相手の強さを認めるのはすごく難しいことです。これができる人が真のスポーツマンと言えるでしょう。

こういったスポーツの心を『競技を通じて身に付けていく人格的な総合力』こそがスポーツマンシップなのです。

 

 

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