本気で世界を目指す選手と指導者に贈る99のヒント

コーチとして2,000名以上を指導してきた経験とサッカー留学事業に携わってきた視点からアドバイス!

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失敗は成功で上書きできる

『失敗は成功で上書きできる』

関西でスクールをしていた頃の私の手帳を見直していたら書いてあった言葉です。誰かに聞いたのか自分でそう思ったのかは覚えていませんが良い言葉です笑

練習中に選手に対して「チャレンジしろ!」とよく言います。初めてやる練習で「ぼく、できない...」と言う子がいますが、最初はみんな出来ません。失敗を繰り返すことで成功に近づいていくのです。

そして、「自信なさげに成功」するより、「思い切って失敗」できる選手の方が絶対に伸びます!
そして、成功体験を増やしていきながら、自分に自信が持てる選手(人間)をSOLUNAでは育てていきたいと考えています。

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「ゲーゲンプレッシング」は自然と身に付く

『ゲーゲンプレッシング』という言葉はご存知でしょうか?サッカー好きの方なら聞いたことあるでしょう。クロップ監督がドルトムントを率いていたときの代名詞とも言える戦術です。ドイツ語の「gegen」はカウンターの意味。つまりカウンタープレッシングということ。相手の攻撃の勢いを利用して、力強いカウンターアタックを仕掛ける攻撃的な守備。それがゲーゲンプレッシングです。

この戦術には攻撃から守備への素早い切り替えが要求されます。でも、これってフットサル選手は当たり前に意識していることなんです。フットサルはカウンターからのゴールが多く生まれる競技です。幼少期からフットサルをプレーしている選手はこの攻守の切り替えが自然と身に付いていきます。

ただし、個々の切り替えの意識だけでは勝てないのがチームスポーツ。どこで奪うのかボールの取り所をチームで共有できていないといけません。わざと一箇所パスコースを空けておいてそこに出せたところを奪うというのも戦術として必要になってきます。

スクールではまだ個々の考え方の部分を指導している段階ですが、今後チーム活動が増えてきたときにチーム戦術を落とし込んでいきたいと思います。そして、フットサルの本当の楽しさが分かるのはここからなのです!
 

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『過去と他人は変えられない』という言葉はフットサルには存在しない

『過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる』という心理学者の言葉があります。冒頭からビジネス講座のような話ですが、見ていただいているのはフットサルのブログで間違いないです笑

この言葉、私は正しいとは思っておりません。「過去」も「他人」も変えることができるのがスポーツだと思います。もちろん、過去の出来事自体が変わることはありません。でも、それをどう捉えるか、また何ヶ月後、何年後にあの出来事があったから今の自分があるんだと感じることが出来ればその意味合いは大きく変わっていきます。

現在、小学生には夏休みということもあり、各自でリフティングを練習するように話しています。1番回数が多い子でまだ30回程度です。高学年がいない当クラブではありますが、この回数はかなり少ないですね。回数が続かないと楽しくないので自主練自体も長続きしないのはよくわかります。ただ、いまやっていることが過去となり、そして、未来となります。あのときもっと練習しておけば良かった...と思う日が必ず来ます。これはどんな選手も将来感じることです。

そして、この意味を子どもながらに理解して、いま頑張っている子もいます。こういう子が他人を変えることができる選手になります。練習や試合で活躍する姿を見て「◯◯くんのようになりたい!」と憧れを持つ子が出てきます。スポーツは他人に与える影響が大きいものです。


いま、家でゲームをしているキミ。
お菓子を食べながらテレビを見ているキミ。

5分だけで良いからボールを持って外に出てみよう。
未来を変えるためにまずは自分を変えてみよう!

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タッチライン際は『カニ』で制す!

今月は『カニドリブル月間』

フットサルとサッカーでは1対1を仕掛ける時のボールの持ち方が違ってきます。
特にタッチライン際での1対1でゴールに対して横を向いたままでドリブルを仕掛ける動きがフットサルの試合ではよく見られます。
DFとの距離が近く相手は足を伸ばせばボールに触れることができる距離まで寄せてくるため、左サイドでは右足でボールをコントロールします。そうすることで相手が奪いにきたときに左足や身体でブロックしたり、右足でボールを引くことで奪われづらい状況を作ることができます。

今月はこのボールの持ち方を覚えて、簡単にボールを失わないように練習します。そして、相手が飛び込んできた瞬間に縦か中にカットインして抜くことを狙ってみましょう!

映像で見るのがわかりやすいと思います。こちらはフウガドールすみだの諸江選手が実際に解説とプレーをしている動画です。



諸江剣語のコートで今すぐ使えるワンポイントクリニック「カニドリブル」編




6月25日 BASIC JUNE CUP 結果

LIBREさん主催の5人制サッカー大会に出場してきました。
前日まで心配されていた天候も回復して曇り空で大会が始まりました。

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この年代の大会で大事なのは今の結果を求めることではなく、この先の成長を見据えることが大切です。この日もいま何ができるのか?これから何が必要なのか?を確認する試合となりました。

① vs LIBRE  4-0
得点者:たいよう3

② vs フットステップ 4-4
得点者:たいよう4

③ vs 北野 1-7
得点者:けいた


交流戦
vs フットステップ 3-1
得点者:りょうすけ3


3試合の結果は1勝1敗1分で勝ち点4。
試合内容は悪くはなかったのですが、DFの部分が少し軽かったですね。特に2試合目のときにドリブルの上手い選手に対して足を出すだけで奪いにいっていました。まず身体を寄せて相手の体勢を崩したところで奪いにいくことが必要です。

交流戦でもこのチームが相手となりましたが、試合前に選手らにどうやったら奪いやすいか聞いたところ「身体を寄せる」と答えてくれました。普段の練習で何度も言っているので頭では分かっているようです。しかし、いざ試合となったら身体で表現できていないというのが現状。
試合前に改めて確認したことでDFが修正され、大会中は自由にドリブルさせていましたが、交流戦では早い段階でボールを奪うことができていました。こういうプレーを繰り返していき、身体に染み込ませていくしかないですね!


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今回の大会はサッカーボールにサッカールールでした。スローインを初めてした子もいるでしょうね。まぁ、半分くらいはファールスローでしたが...笑
たまには練習でもサッカールールでプレーさせる機会を作るのも良いかも知れません。

そして、ゴールキックでの再開でしたのでGKがバンバン前に蹴るだけの展開に成りがちですが、うちの選手は近くの味方に繋ごうという組み立て方が多かったですね。これは普段フットサルボールを使用していることもあり、サッカーボールのように遠くに蹴る(投げる)ことができないため、近くの選手に繋ぐという練習通りの動きをしていました。でも、これで良いのです。ロングボール一辺倒の戦い方から技術の向上は生まれません。ジュニア年代ではフットサルボールを使いフットサルルールでプレーさせることが必要なのです。

今回もいくつかの会場から集まってくれましたが、更に上達したい選手達が集まって一緒に練習する機会も近いうちに作っていきたいですね!

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